バイトにかかせないもの、それは車。
そしてそれを運転するために必要なのは運転免許。
平凡な教習所生活になるはずだった。
しかし、思った通りに物事は進まないものなのである・・・。
第一段階も、はや17、18回目(MT)。
既に規定の教習回数をオーバーしまくっている。
正直あせり始めていた。しかし、あせればあせる程上手く進まない。
そもそもの原因は担当教官。
通っていた自動車学校は担任制をとっていて、9割方担任が教習を担当するというシステム。
問題はその担任の教官であった。
所謂、教習所のイメージそのままの堅物で、怒鳴る、罵倒するのは日常茶飯事なのである。
ほんの些細なミスで怒鳴られまくれ、それを受けて余計に緊張してしまい、またミスをし、また怒鳴られるという流れの繰り返し。
まさに、悪循環。
頼むから黙っててくれ。心からそう願うばかりの日々。
その後もこんな調子で教習が続き、補習回数は増えるばかりで一向に段階は進まない・・・。
このままでは、卒業できない。
そんな危機感が自分の中に芽生えたとき、自分の中で何かが変わった。
それは第1段階の20数回目、1段階の検定コースを走っていたときのこと。
1周目を終え出発点に着いた瞬間、自分は教習かばんを手にとり、
「もう、いいです」
といきなり教習車から降りたのだ。
もう、免許なんてどうでもいい、そんな気持ちだった。
教「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺が悪かった。二人で初めからやり直そう。な!」
意外にも取り乱す教官。
まるで女房に逃げられた男のようである。
今までの偉そうな態度はなんだったんだろう。
そこにはもう、あの鬼教官の面影はなかった。
もちろん、そんな言葉は無視し、黙々と去っていく自分。
後ろから必死な形相で追いかける教官。
教「とりあえず、校長と話そう。な!」
半ば強引に校長室に連行される。
待合室は騒然とし、まるで警察に護送されているかのようだ。
もちろん、犯人は自分、警察は教官である。
校長を前にして、更に態度を急変させる教官
教「言いたいこと言えばいいからな。」
さっきまでの高圧的な態度はどこ吹く風といういさぎよさ。
開いた口がふさがらない。
もう、免許なんていらない。そんな意気込みで、校長に不満をぶちまけた。
貴重な金づるを逃したくないんだろう。
校長は常に低姿勢で、新しい担任を付けるから思い留まってくれないかと必死に懇願してきた。
もちろん断る理由もなく、あっさり了承。
その後は嘘のようにスムーズに教習が進み、あっという間に卒業することができたのだった。
確かに、はたからみれば教習車から降りるなんておかしな奴に違いない。しかし、教官にとって自分は多くの生徒の中の一人でしかないかもしれないが、自分にとっては教官は一人しかしないのである。
今でもこの行動には後悔していない。
そしてそれを運転するために必要なのは運転免許。
平凡な教習所生活になるはずだった。
しかし、思った通りに物事は進まないものなのである・・・。
第一段階も、はや17、18回目(MT)。
既に規定の教習回数をオーバーしまくっている。
正直あせり始めていた。しかし、あせればあせる程上手く進まない。
そもそもの原因は担当教官。
通っていた自動車学校は担任制をとっていて、9割方担任が教習を担当するというシステム。
問題はその担任の教官であった。
所謂、教習所のイメージそのままの堅物で、怒鳴る、罵倒するのは日常茶飯事なのである。
ほんの些細なミスで怒鳴られまくれ、それを受けて余計に緊張してしまい、またミスをし、また怒鳴られるという流れの繰り返し。
まさに、悪循環。
頼むから黙っててくれ。心からそう願うばかりの日々。
その後もこんな調子で教習が続き、補習回数は増えるばかりで一向に段階は進まない・・・。
このままでは、卒業できない。
そんな危機感が自分の中に芽生えたとき、自分の中で何かが変わった。
それは第1段階の20数回目、1段階の検定コースを走っていたときのこと。
1周目を終え出発点に着いた瞬間、自分は教習かばんを手にとり、
「もう、いいです」
といきなり教習車から降りたのだ。
もう、免許なんてどうでもいい、そんな気持ちだった。
教「ちょ、ちょっと待ってくれ。俺が悪かった。二人で初めからやり直そう。な!」
意外にも取り乱す教官。
まるで女房に逃げられた男のようである。
今までの偉そうな態度はなんだったんだろう。
そこにはもう、あの鬼教官の面影はなかった。
もちろん、そんな言葉は無視し、黙々と去っていく自分。
後ろから必死な形相で追いかける教官。
教「とりあえず、校長と話そう。な!」
半ば強引に校長室に連行される。
待合室は騒然とし、まるで警察に護送されているかのようだ。
もちろん、犯人は自分、警察は教官である。
校長を前にして、更に態度を急変させる教官
教「言いたいこと言えばいいからな。」
さっきまでの高圧的な態度はどこ吹く風といういさぎよさ。
開いた口がふさがらない。
もう、免許なんていらない。そんな意気込みで、校長に不満をぶちまけた。
貴重な金づるを逃したくないんだろう。
校長は常に低姿勢で、新しい担任を付けるから思い留まってくれないかと必死に懇願してきた。
もちろん断る理由もなく、あっさり了承。
その後は嘘のようにスムーズに教習が進み、あっという間に卒業することができたのだった。
確かに、はたからみれば教習車から降りるなんておかしな奴に違いない。しかし、教官にとって自分は多くの生徒の中の一人でしかないかもしれないが、自分にとっては教官は一人しかしないのである。
今でもこの行動には後悔していない。
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